約 1,627,370 件
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/1043.html
【初出】 禁書SS自作スレ>>599-600 ぶるぶると、震えながら答える美琴に上条は少し考え、 「・・・・・・、そっか。まぁ、あいつらなら多分、大丈夫だ。・・・・・・闇雲に探しても、 あいつらは見つからないだろうし・・・・・・何より、あいつらは一人の方が強い」 自分でも驚くような、冷静な決断。 それは、仲間を信頼することができるからこそ下せたのだろう。 そして何より、この世界での支配者(マスター)は正体不明の魔術師だ。 ここでむやみに動くとますます奴の思う壺だろう。 当然、上条は消えたインデックスたちのことを全く心配していない訳ではない。 彼女らが同じような状況に置かれたときを想定しての行動。 上条が今出来ることは、彼女らの信頼を裏切らないようにすること。 震えが止まり呆然としている美琴を見て、 「とりあえず、――――――」 と上条は言いかけ、 ふらりと、上条の体がバランス感覚を失ったように傾く。 「ちょ、アンタ!?」 美琴は反射的に立ち上がり、上条の肩を掴んで支える。 「っつ・・・・・・、悪い、御坂。さっきので、ちょっとやられちまった」 「や、やられたって・・・・・・」 そこで美琴は、上条が右脇腹を抑えている手とYシャツが血で赤く染まっているのを見た。 さっきまで影に隠れるように見えなかったので、今までまったく気付かなかったのだ。 素人目で見てもかなりひどい状態だと分かるくらい出血していた。 しかし、そんな状況でも上条は笑っていた。 心配しなくてもいい、とでも言うように。 「・・・・・・、アンタ、何で笑っていられるのよ。ちょっと、横になりなさい」 「え?ちょ、御坂!?」 抵抗する上条をそのまま力ずくで仰向けに倒す。 「痛あがぁっ!!」 「ちょっと、おとなしくしないと失血死するわよ」 「いや、ちょ、何する気ですか!?」 上条が少し大人しくなったのをいいことに、美琴は傷口を押さえている上条の手を退かす。 うぐぉ!?と悶える彼を無視して美琴は傷を見る。 皮膚と肉が横一線に切られ、溢れる血は止まる気配が無い。 思わず目を逸らしたくなる光景だが、美琴はその傷口に掌をゆっくりと当てた。 「あの・・・・・・、美琴センセー?一体何をしようとしているんでせう?」 「そういえば、アンタのその右手の能力ってここまで作用しないわよね?」 「聞けよ!見ての通り異能力で傷付けられたから作用しないと思うよ!」 「うっさい馬鹿!そんなに叫んでも大丈夫な状態なわけ!?アンタはどっかの少年マンガの主人公 か!!」 「・・・・・・、それで。何をしようとしてんだ?」 「何って、こうすんの」 以前も聞いたような美琴の言葉に大変嫌な予感がした上条。 「おい!てめ、まさか――――――」 案の定、傷口を押さえている美琴の掌からバチンと凶悪な音が聞こえてきた。 「――――――――――――――――――――――――ッげばぁがべ!!!???」 全身を駆け巡る激痛に叫ぶ上条。 「ちょっと、暴れないでよ!治療に専念できないじゃない!!」 最早聞いてません。 「・・・・・・」 それから暫くすると上条は死んだようにピクリとも動かなくなった。 「はぁ。気絶した・・・・・・、か。ま、動かない方が都合がいいけどね」 最後の言葉を聞き、上条の意識は急速に闇に落ちていった。
https://w.atwiki.jp/chi-chi/pages/12.html
2ちゃんねる【ドラゴンボール】チチの乳・チチの魅力を語るに投稿されたSS集です。 ここに掲載されている全ての作品の著作権は各作家にあり無断転載を固く禁じます。 作品集 2003/5/28 スレ1 ウーブ氏 悟空×チチ セルゲーム前 2003/6/18 スレ1 445氏 悟空×チチ ヤードラット帰還後 2003/7/13~ スレ1 リレーSS 悟空×チチ 2003/8/10 スレ2 96氏 悟空×チチ 2003/9/11 スレ2 352氏 分岐チチエロSS 2003/10/18 スレ2 御薗陸氏 悟空×チチ 初夜 2003/12/3 スレ2 744氏 悟空×チチ 2003/12/17 スレ2 728氏 「(悟空×2)×チチ」 悟・カカ・チチ3P 2004/5/25~ スレ3 リレーSS 悟空×チチ 2004/6/6 スレ3 382氏 「Mark」 悟空×チチ 2004/6/20 スレ3 414氏 「一期一会」 ピッコロ×チチ 2004/6/26 スレ3 382氏 「After the Day」 悟空×チチ ブウ戦後 2004/7/6 スレ3 382氏 「DB版たなばた物語」 悟空×チチ 2004/7/18 スレ3 570氏 悟空×チチ 初夜 2004/7/24 スレ3 382氏 「Test」 悟空×チチ 2004/8/12 スレ3 653氏 クリリン視点の新婚悟チチ 2004/8/15 スレ3 670氏 ナッパ×チチ 2004/9/26 スレ3 382氏 「チェンジ!」 悟空×チチ(カカチチ) 2004/12/20 スレ4 234氏 「奇跡の願い」 悟空×チチ ブウ戦後 2005/2/8~ スレ4 リレーSS 悟チチ初夜 2005/2/16 スレ4 635氏 悟空×チチ 初夜 2005/2/24 スレ4 701氏 悟空×チチ 初夜 2005/3/2 スレ4 749氏 悟チチ+子供達二元中継 2005/3/13 スレ4 814氏 ベジータ×チチ 2005/9/28 スレ6 540氏 悟空×チチ 初夜 2005/11/5~ スレ6 リレーSS 超化悟空×チチ 2005/11/8~ スレ6 リレーSS (悟空+ベジータ)×チチ 2005/11/11 スレ7 60氏 「ミクロバンドでエロ」 悟空×チチ 2005/11/11~ スレ7 リレーSS 悟チチ初夜 2005/11/17~ スレ7 リレーSS 「精神と時の部屋でエッチ」 悟空×チチ 2005/11/27~ スレ7 リレーSS 心臓病の悟空×チチ 2005/11/29~ スレ7 リレーSS 悟空×チチ性転換ネタ 2005/12/11~ スレ7 リレーSS 悟空×幼女チチ 2005/12/19~ スレ7 リレーSS ドラム缶風呂エッチ 悟空×チチ 2005/12/20~ スレ7 リレーSS 悟空×若返りチチネタ 2006/1/4~ スレ7 リレーSS 悟空×チチ 姫はじめ 2006/1/23 スレ7 581氏 新婚時代 チチ視点・悟空視点 2006/1/27~ スレ7 リレーSS 悟空×チチ 節分ネタ 2006/1/29 スレ7 627氏 チチの寝込みを襲う悟空 2006/2/11 スレ7 783氏 悟飯視点のセル戦後チチ 2006/2/13 スレ7 806氏 「Sweet Sweet Sweet」 悟空×チチ 2006/2/16~ スレ7 リレーSS (悟空+幼少悟飯)×チチ 2006/6/1 スレ8 327氏 魔法カード 悟空・チチ・悟飯 2006/8/27 スレ9 5氏 「Change ! 」 悟空×チチ入れ替わり 2006/9/18 スレ9 170氏 「5人の悟空?」 悟空・超1~超4×チチ 2007/4/16 スレ10 329氏 悟空×チチ 2007/5/16 スレ10 604氏 チチの再婚話 2007/5/22 スレ10 686氏 蛇の道で悟空が見た夢 悟空×チチ 2007/6/9 スレ10 ◆x2yUoAfUNI氏 「禁忌」 17号×チチ 2007/11/21 スレ12 272氏 悟・カカ・チチ3P 2007/12/23 スレ12 440氏 ターレス×チチ 2008/1/18 スレ12 568氏 (ターレス+カカロット)×チチ 2008/5/2 スレ13 77氏 ターレス×チチ 2008/6/21 スレ13 363氏 バーダック×悟空の母 2008/8/17 スレ13 810氏 「せいかつのちえ」 2008/10/10 スレ14 817氏 新作アニメネタ 悟空×チチ 2008/10/14 スレ14 885氏 「甘いご褒美(ナース服チチ)」 悟空×チチ 2010/2/27 スレ20 875氏 「ロマンティック」 悟空×チチ 初体験 2010/5/5 スレ21 460氏 「チチの膣でドックンドックン!」 悟空×チチ 2010/5/8 スレ21 503氏 「ファーストコンタクト」 カカチチ 2010/5/9 スレ21 520氏 「チチとZUCO-ZUCO」 悟空×チチ 2010/5/10 スレ21 544氏 「ほのぼの悟空とチチ」 悟空×チチ 2010/9/21 スレ23 271氏 「Green」 カカチチ セルゲーム前 2010/10/6 スレ23 430氏 「Black and Gold」 セルゲーム前 カカチチ 新規作品の掲載方法 1.上部wikiツールバー内、@wikiメニューより「新規ページ作成」を選択 2.画像で表示された文字列を入力する 新しいページ名を入力 新しいページ名は投稿日、スレ番号、作家名(無ければレス番号)、題名、カップリングを記載 編集モードを「そのままテキストモード」にして新規ページ作成をクリック 3.作品をコピペ。下部「更新情報を宣伝する」からチェックを外し、「ページ保存」をクリック 4.新しいページのタイトルをコピーしてから、「SS保管庫」のページへ 5.「SS保管庫」のページで、上部wikiツールバー内、編集から「このページを編集」を選択 画像で表示された文字列を入力してからページと作品のリンク作業 保管作品集の下に英数半角の二重かっこ [[]] 内にコピーしたタイトルをペースト 6.下部「更新情報を宣伝する」からチェックを外し、「ページ保存」をクリック 不明な場合はwikiツールバー内、ヘルプより「初心者ガイド」を参照方
https://w.atwiki.jp/tamers-dungeonwiki/pages/15.html
魔物:SS 名称 属性 コスト Lv. HP 攻撃 防御 運 回復 スキル 備考
https://w.atwiki.jp/dgrpss/pages/395.html
エスパーだから、だなんて、本気で言っているわけじゃない。 人よりちょっと直勘が鋭いのと、ちょっと感情の機微に敏いくらいだ。 ただ何かしら芸風があった方が売れるし、と勧められて、デビュー当時はそういうキャラで押していた気がする。 もちろん売れてからは、そんなことをする必要などなくなったけれど。 けれど、未だに。 「…ゴメンなさい、シャーペンの芯は、私も切らしちゃってて」 「えっ、あ、……ホント、よく分かるよね、そういうの」 「エスパーですから。えっと…この時間だと、まだ購買は開いてますよね」 反応が楽しいので、彼の前で限定して、私はエスパーになる。 ――――――――――――――――――― 弾丸論破 ナエマイSS 『エスパー』 ――――――――――――――――――― 簡単に言うと苗木君の場合は、極端に考えていることが顔や仕種に出やすいのだ。 今だって、申し訳なさそうな顔をしながらシャーペンを手にとってやってきたなら。 だいたい、その用件はわかってしまうだろう。 それは例えば、先輩アイドルが煙草を指で遊ばせているそれに近い。 「火をつけろ」という合図。 もちろん私は煙草なんて吸わなかったけれど、そんなときのためにポケットにライターは忍ばせている。 「うーん、購買まで行くのもなぁ…他の誰かに借りるよ。ゴメンね、舞園さん」 なんて、彼が目と足を向けたのは、私の二つ前の席。 どこに忍ばせていたのか、魔法瓶から注いだ紅茶を優雅に啜る、セレスさん。 むっ、とする。 「…苗木君。そんなに今すぐ必要なんですか、シャーペンの芯」 「え?うーん…なんか、無くなったら足しておきたくなるというか」 「次の授業は体育だし、もう今日は使う授業は無いですよ」 「そっか…あ、でも」 「日誌、は、ボールペンで書けばいいんじゃないですか?」 言う前に言い当てられて、相変わらず驚きに目を開く。 その仕種がなんとなく可愛くて、私は頬を緩ませてしまう。 けれど。 (断られたからって、何も他の女の人の所に行かなくても…) 彼の方は、私の心なんて露とも察知してくれない。 そんな、人の裏を知らないような純朴な所も、まあ、その…素敵だけれど。 「まあ、舞園さんがそう言うなら」 納得したようなしていないような微妙な顔色で、彼は自分の席に戻っていく。 と、それに合わせたように、 「随分とご執心でいらっしゃいますのね」 皮肉と嘲笑を含んだ、いやに丁寧な声が前の席から届いた。 「…何のことですか」 「独占欲の強い女は引かれますわよ、と申し上げたのです」 つ、と紅茶を含みながら微笑されて、なんとも言えない気持ちになる。 考えを読まれる側に回るのは、怖い。 ――――― 「あ、舞園…さん」 休み時間をまたいで体育館に向かえば、苗木君が重そうなポールを一人で運んでいた。 「今日、バレーでしたよね。ポールとネット、先生が来る前に出しておきましょうか」 苗木君は目を合わせようとしない。 その割に、ちらちらと頻繁にこちらに視線を送っている。 視線の矛先は、言わずもがな。 この学校は、未だに体操着がブルマだ。 学園長の趣味だろうか。 中学までの私なら、嫌悪感から逃げ出してしまっていたかもしれない。 男子のそういう視線には、慣れていなかった。 けれどそれは、アイドルになる前までの私。 業界のセクハラの前では、山田君も泣いて逃げ出すだろう。 下着のズレを直すフリをして、わざと指を中に滑らせてみる。 耳まで真っ赤に染めながらも、苗木君は食い入るようにその仕草を見つめる。 汚らわしい、雌の高揚感。 ゾクゾクと、見せつけていることに背徳的な興奮を覚える。 視線を感じる。視線で感じる。苗木君の視線が気持ちいい。 ステージ上にいる感覚に似ている。 羞恥心が心地よい、鼓動が速くなる、体が熱くなる、もっと―― …と、いけない。 これじゃ、変態さんだ。 「…もう、どこ見てるんですか」 自分を棚に上げ、唇を尖らせて咎めると、ビク、と体を強張らせる。 小動物のような仕草はいっそ、可愛らしさまで感じてしまう。 「えっ、う、あ……ご、めんなさい…」 「苗木君、エッチです」 「ちが、違うんだ、これは、その…」 クスリと笑ってみせると、苗木君は少しだけ安堵したような表情を浮かべた。 「そ、そうだ!ホラ、早くバレーの準備しないと」 「うーん、なんか誤魔化されている感が…」 「僕こっちのネット張るから、舞園さんはそっちをお願い!」 「…ふふ、わかりました」 軽蔑、するだろうか。 私があなたの考えを覗いて、わざとあんな行為をしていると知ったら。 いや、するに決まっている。 気は弱いけれど、意外にまっすぐな少年だ。 私みたいなねじ曲がったような存在を、きっと許せない。 まだ少し残る興奮に蓋をして、私は彼の後を追う。 ――――― 「買い物、ですか」 「うん、どうせだから色々文房具とかそろえようかな、って」 放課後。 二人で帰ろうと提案すると、今日は本屋に寄るから遠慮すると言われた。 文房具>私 という式が真っ先に頭に浮かび、急いでかぶりを振って払拭する。 「じゃあ、私も一緒に行っていいですか?」 「え?」 「ダメ、ですか」 「いや、あの、もちろんいい…んだけど、僕に着いてきても、特に面白いこともないよ」 視線を反らしながら、ポリポリと頬を掻く。 む、と、思わず頬を膨らませそうになった。 卑屈なところというか、人に気を使いすぎるというか。 そういうところは、好きじゃない。 「私が着いて行きたいから、勝手に着いて行くんです。ホラ、早く」 「わわっ…」 手を取って、引っ張る。 もう少し男の子として頼れたら、引っ張ってくれたら、とは思う。 まあ、そういう遠慮も彼の優しさから出ているのだと思うと、魅力的だと思えなくもないけど。 ぐいぐいと手を引っ張ると、恥ずかしそうに苗木君がごねる。 「まっ、舞園さん、あの、手…みんなに見られるから…」 「え?なんですか?」 わざと聞こえないふりをして、掴んだ手に指を絡める。 ひゃっ、と苗木君が女の子みたいな声を上げるので、思わずクスリと笑いを洩らしてしまった。 「もう…舞園さん、わかっててわざとやってるでしょ」 「さあ、なんのことでしょうか」 「うぅ…そうやって僕のことからかうんだから」 からかってるわけじゃ、ないんだけどな。 結構本気でアプローチしてるのに、もうそろそろ真に受けてくれたって、 「あ、ホラ…着いたよ」 校門を出て、ものの三分。 握りしめていた手を振りほどくようにして、苗木君が文具屋を指し示した。 そして一人、先にその店の中に入って行ってしまう。 …もしかして本当は嫌われてるんじゃないだろうか、と時々思ってしまう。 ここまで何度も何度も、勇気を出して迫っているのに。 けれども嫌っている素振りもないし、ただ脈がないだけだろうか。 いや、脈がないっていうのもそれはそれで傷ついたりするんだけど。 「舞園さん?」 人の気も知らないで、入口からひょっこり苗木君が顔を出す。 「うー…今行きます」 「? うん…」
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/981.html
140文字SS:ハピネス注入!冬のSS祭り2015【1】 1.[競作2015]フレッシュプリキュア・せつな【大切な友達】/mizuiram 誰もいない夕暮れの放課後って寂しい。そう呟いたら、いつもみたいに笑ってくれた。おかげで綺麗な夕日を二人じめだよ、幸せゲットだねって。 「…あたし」 指が絡んだ 「せつなに会えて幸せ」 力がこもる 「ずっとずっと、幸せだよ」 もう、明日から会えなくても。 呑み込まれた言葉に、握り返す指が震えた。 2.[競作2015]フレッシュプリキュアで「大切な14の頃」/ねぎぼう ダンスが憧れからライフワークになった。 幼馴染みが辛さも喜びも分けあえる仲間になった。 そして、貴女と家族になった。 二十になって、 何兎も追えないことも、 貴女がラビリンスに行った訳も、 メビウスの遺した言葉の重みも 少しは解ってきたように思える。 14で出逢った大切なことを私は忘れない。 3.[競作2015]なぎさ&ほのか「大切な場所」/一六◆6/pMjwqUTk なぎさと初めて喧嘩した場所に一人。 こうしていると、電車の轟音まで蘇ってくるみたい。 でも私たち、あの後本当の友達になれた。 「やっぱり。ここに居ると思った」 二日ぶりに聞く声が近付く。 もしかして同じこと考えてた?ここでなら、仲直りできるって。 二人向き合うと、自然に声が揃った。 「ごめん」 4.[競作2015]ゆうこ&いおな「大切なご飯」/一六◆6/pMjwqUTk ご飯を宝物のように口に運ぶ。 次はおかず。食べている時のゆうこは、本当に幸せそう。 「明日、お姉ちゃんが帰ってくるの」 そう言うと、さらに輝く表情。 「じゃあ明日は『おおもりご飯特製・家族仲良し弁当』……」 「の、作り方を教えて?」 「喜んで!」 幸せ大盛りてんこ盛りの笑顔が、辺りを照らした。 5.[競作2015]スマイルプリキュア・あこ『大切な仲間』/mizuiram 「響のバカっ!」 「奏のわからず屋!」 …またやってる。 「喧嘩するほど何とやらじゃな」 呆れ顔の私に、お祖父ちゃんが微笑む。 「私には縁のない話よ」 私ならもっとオトナの対応を 「あこ助けて!」 「ちょ!?」 「卑怯よ響!」 「~もう、いい加減にしなさい!」 お祖父ちゃん、笑ってないで何とかしてっ! 6.[競作2015]響&奏「大切なモノ」/一六◆6/pMjwqUTkg 「もう!私もエレンも仲間のこと書いたのに、響ったら」 「ヒドいよ奏。人の作文、盗み読みして!」 「最初の方だけ見えちゃったの。大体なんで“大切なもの”ってテーマで、響が“ケーキ”なんて書くわけ?」 「だってぇ。ケーキってさ、奏との絆みたいな物でしょ?仲が悪かった頃も、ずっと」 「響……」 7.[競作2015]つぼみ&えりか、っていうか、えりか「大切な場所?」/一六◆6/pMjwqUTkg 敵は広範囲を占拠してる。 今は仲間の応援頼めないし、あたしがやるっしゅ! まず下のヤツをちゃちゃっと片付けて、 上の敵を蹴散らし……ちゃダメダメ、まとめて下ろしてっと。 うわぁ、もうこんな時間だよぉ! 「えりか?ファッション部のみんな、もう来てますよ? 今日はえりかの部屋で打合せですよね?」 8.[競作2015]ラブせつで【ベランダで / あふれる…】/ねぎぼう ベランダで星空を見ていた。 少し寒くなってきたので二人は肩を寄せ合い、一枚の毛布を纏う。 「暖かい……」 「もっと暖かいこと、しよっか?」 頬を寄せ合う。 あともう何日?そう思うと、あふれる……涙。 二人の大切な時間にはもう泣かないと誓ったのに。 「ラブ、どしたの?」 「たはは、花粉のせいだよ」 9.[競作2015]はるか(&みなみ)「大切な夢」/ねぎぼう 既にプリンセスである人を前に「プリンセスになる」という夢は、 少し気恥ずかしい秘め事。 でもね、海藤さんも頑張って頑張ってプリンセスになったんだって。 これって、ス・テ・キ・すぎる! だからね、私いっくらでも頑張っちゃうんだ! 大切な夢を海藤さんの前でも秘め事のままにしていたくないからね。 10.[競作2015]みゆき&やよい「大切な夢」/一六◆6/pMjwqUTk 「わぁぁ、見ちゃダメぇ!」 涙目で手元を隠すと、意外にも真剣な声がした。 「そんな風に描いたらスピード感出るんだ。 やっぱりやよいちゃん凄~い!」 ピンと来た。 「みゆきちゃんも漫画描いてるの!?」 途端に真っ赤な顔で慌てる彼女。 でも教えてくれた。 絵本を描きたいという大切な夢と、その想いを。
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/527.html
【初出】 SSスレ Part4 26-28 ソレは、見たことある場所 ソレは、見覚えのある人物 ソレは、アノ時の繰り返し だがうまく思い出せない でもひどく不愉快だ 緑色のジャージ姿の女は白い翼で貫かれている。 誰だか思い出せない。 なぜか胸が苦しい。 ヤメロ 見るんじゃネエ! 血まみれの白い翼の生えた男が何かを喋っているが聞き取れない。 見覚えがあるが、名前が出ない。 イラつく。 男は喋る 「動きを止めたきゃ殺せば良い。気に食わないものがあるなら壊せば良い。 悪ってのはそういう事なんだよ!救いなんか求めてんじゃねえ!! へらへら笑って流されようとしてんじゃねよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 男は何か喋っている。聞こえないのに言っていることが理解できた。 否、覚えていた。 チクショウ またかよ またオレはアノ時の夢を見てんのかよ 何なんだよいったい オレは どうしちまったんだよ! 続く 目を覚ませと強く祈っても 目を覚ませと強く思っても 目を覚ませと強く念じても 続く 何も出来ないままアノ時の夢は続いた。 考えることが出来るのに、他の感情を抱くことが出来るのに終わらせることは出来なかった そして咆哮が響いた。 音は無い。 ただ感じるのは体の底から震え上がるほどの振動 ただ考えるのはアノ時と同じ殺意 心が砕け、どす黒いドロドロした永久の闇の感情。 「スゲェな・・・・。スゲェ悪だ。やりゃあできんじゃねえか、悪党。確かにこれなら『未元物質』 は『第二候補』だよ。ただし、そいつが勝敗まで決定するとは限らねえんだな!」 いまだにその声は聞こえない、ただ一方通行は知っている。 この台詞を、この場面を覚えている。そしてこの後の展開も知っている。 これはただの夢、ただの過去、過去は変わらない、夢は続く。 気がついたら終わっていた。 何故だ!俺は何故こんな無意味なものを見るんだよ ワケワカンネンダヨ! ナンナンダヨ! !!? 気がつくと小さな少女が見上げていた 目が合った。誰だかすぐに理解できた、そして聞こえた。 「見つけたよ、ってミサカはミサカはゆっくりと話しかけてみる」 ブォ!!黒い翼が幼い体を潰そうとした。 ヤメロオォォォォォォォォオオオオ! 黒い翼は打ち止めの手前で停止する。 ハァ ハァ はぁ 何でだよ・・・ 奇妙な出来事だ、と思った。 夢だと分かっているのに、これは過去の疑似体験のようなものだと。 タイムトラベルではないのだ、結末は変わらない。 そんなことわかりきっていたのに一方通行は叫んだ。 これは夢だ、夢に反映されるわけでもないのに、過去のことなのに。 打ち止めを失うかと本気で思っていた。 アノ時の感情は今でもはっきりと覚えている。 感情のまま行動し、すべてを捨てようとした。出来なかった。 今まで大切なものなど無かった。守ろうと思った存在もなかった。 世界のすべてを敵に回しても負ける気がしなっかた。失うものが無いからよかった。 失いたくないものなどないから。失いようがなっかた。 だからアノ時すべてを捨てようと決意した。 今あるものを捨て過去の一方通行に戻ろうと。 手に入れたものを手放そうとした。 だかろ打ち止めを殺そうとした。 強く念じた。 捨てろステロステロ捨てろ捨てろ殺せ捨てろ捨てろ捨てろ捨てろステロ捨てろステロ捨てろステロ ステロステロ捨てろステロ捨てろ捨てろ殺せ捨てろ捨てろステロ捨てろステロ捨てろ捨てろステロ 捨てろ捨てろステロステロ捨てろ捨てろ捨てろ捨てろ殺レ捨てろ捨てろステロ捨てろステロ捨てろ ステロステロ捨てろステロ捨てろ捨てろヤレ捨てろ捨てろステロ捨てろステロ捨てろ捨てろステロ 捨ててしまえ! こんな感情を抱くなら、こんなくだらない苦しみが湧くなら こんな未知の痛みを捨てられるなら、開放されるなら簡単だろ 殺れよ!殺っちまえ!今すぐ!肉片を残さず消せ!さぁ!やるぞ!捨てるぞ! そして気づいた どうすれば どうやれば いつの間にか出来てしまった、今まで一度も持ったことの無いこれの 生まれて初めて抱いた「守る」という感情を、すべてを犠牲にしても守ると この初めて抱いたこの感情の 捨て方が分からなっかた。
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/60.html
専ブラ、NGの使い方―快適なアラ虐ライフのために 害獣王者ガイキング アライさんのヒミツ アライさんに関する考察 アライさんのおさらい ツイてるアライさん それもアラ虐だね アライさんとフレンズの違い アライさんは名言の宝庫() テレビコマーシャル アライバスターズ1 2 3 4 商品解説・アライジェットA アラ猟犬 アラジビの副作用 もしアライさんがチビを生んだら アライさん用コンバット 対セルリアン兵器魚ア雷 地ア雷 アライ兵器群 THE GAIJU ~怒れる銃に火をつけろ~ めざせガイジュウバスター たのしいあらいさんのせいたい アライさんのうんち編 アラ虐のテンプレート アライさん、ずっと一緒だよ? マキシマム・ザ・ホルモン 「A」 全自動アライさん駆除機『モルゲッソヨ』 荒ライさんの生態 アライさんはニンゲンなのだ!アライさんじゃないのだ! ネタ落とし アライさんの歩く道 天下を取ったのだ!天にも昇る気持ちなのだ! アライさん替え歌シリーズ―ジョジョ・スターダストクルセイダース編 替え歌「アライ玉」 替え歌「アライのチャチャチャ」 アライさんの身体能力について アライさんニュース速報 替え歌:処分列車のプリンス ssまとめに戻る
https://w.atwiki.jp/pokegaiss/pages/13.html
長編SS 感動系 シリアス系 カオス系 エロ系 鬱系 作品クロス その他
https://w.atwiki.jp/pokess-keeping/pages/57.html
1乙SS・スズナ ここはキッサキシティ。 シンオウの最北端に位置する雪に覆われた街だ。 「まったく、なんでこんなところにジムがあるんだよ……」 【69】はここに来るや否や、ポケモンセンター内で暖をとっている。 正直な話、寒いのは全くダメだ。 何度も引き返そうと考えたが、ジムバッジを手に入れるためには必ず来なければならない。 『連絡船が動いてりゃ、簡単に来れるのにさ』 しかし、その連絡船はなぜか有名人しか乗せないらしい。 そんなので採算が取れるのか知ったことではないが、一般人からすれば迷惑な話である。 「あー、今日はもう寝よう」 こんな寒い日は布団にこもってテレビでも見てたほうがいい。 ジム挑戦はまた明日にしよう…… 【69】はそそくさと宿泊施設に向かおうとした。 「あー、いたいた!ヤッホー」 あっけらかんとした声と共に、外からセンター内に寒風が吹き込んでくる。 入り口に立っているのは声の主である少女。 この気候なのにスカートから生足を晒け出している。 彼女はどうやら俺に声をかけたようだ。 なぜかは知らないがこちらを見ながらニコニコと笑っている。 82 : ◆xqjbtxNofI :2007/03/23(金) 21 15 08 ID ??? 「あなた、今日この街に来たポケモントレーナーなんでしょ?」 「はい……」 少女は「うっし!」とか言いながらガッツポーズを取っている。 「じゃあさ、やっぱジムに挑戦するんだよね」 「ま、まあね……」 【69】がそう答えると、少女はピョンピョンと跳び跳ねながら「やりいっ、挑戦者ゲットォ!」などと叫んでいる。 と、不意に彼女が止まった。 「ねえ、名前は?」 自分が名乗る前に相手の名前を聞くのかよ…… 【69】は一言そう言ってやりたかったが、それよりもまずしなければならない事があった。 【69】はズカズカと少女に近付くと、その手を取る。 「あっ」 思わぬ事態に彼女は小さく声を上げたが、すぐにリアクションを返してくる。 「あ、いや、そんな、いきなり手を掴むなんて……ほら、まずはお話して互いを良く知ったほうが……」 「いや、そうじゃなくて」 【69】は勢いよく彼女を引っ張る。 「ああっ、ダメ!まだ早いわっ、イヤーン!」 ウィーン 彼女がいなくなったことで、自動ドアが閉まる。 「俺、寒いの苦手なんだ……」 二人の間を気まずい沈黙が支配する。 だが彼女にもようやく事態が飲み込めたようだ。 「もしかして……寒いの苦手?」 「うん、苦手」 83 : ◆xqjbtxNofI :2007/03/23(金) 21 16 35 ID ??? とりあえず場所をかえ、事情を一から聞くことにした。 彼女はスズナ、キッサキジムのジムリーダーらしい。 キッサキシティはこんな辺境にあるため、ジム挑戦者が来ることはそんなに多くはないらしい。 「で、久々にトレーナーが来たっていうじゃない?しかもアタシ好m……とにかく!顔を見にきたってわけよ」 スズナは椅子から投げ出した足をプラプラと振りながらそう答えた。 「ということで、早速キッサキジムへ……」 「いや、今日はパス」 「いや、だって、ね!」 「寒いから、パス」 【69】の高速の返しに口をパクパクとさせるスズナ。 話はそれで終わりだった。 スズナは「じゃあ明日、明日は絶対ね!」と念を押すと、センターを後にした。 翌日━━━ 「おーい、【69】!朝だよーーっ!」 ドンドンと扉を叩きながら叫ぶスズナの声で目を覚ます【69】。 『う、うるさいなぁ……』 その騒音に耐えきれなくなった【69】は仕方なく扉を開ける。 開いた扉の前には満面の笑みのスズナが立っている。 「さ、ジム戦いこ!」 よほどバトルしたいのだろう、スズナは今か今かとソワソワしながら返事を待っている。 だが、【69】の心は決まっていた。 「あ、寒いから今日もパス」 84 : ◆xqjbtxNofI :2007/03/23(金) 21 17 59 ID ??? そんなことが3日は続いただろうか。 4日目の朝━━ 今日も朝から冷え込んでいた。 『あー、今日もここから出たくねぇ……』 今日もジム戦をパスすることに決めた【69】。 だが、今日はいつもと違っていた。 スズナがこない。 なんだかんだ言いながら、かわいい娘のモーニングコールで起きられる事に軽い満足を覚えていた【69】。 だが、さすがに4日目ともなると愛想をつかされてしまったようだ。 「あーあ、ジム戦の時はどんな顔して会えばいいんだろ……」 そんな事を考えながらも、布団からは出られない。 その夜━━ 【69】は中々寝つけないでいた。 やはりスズナの事が気にかかる。 『さすがに、マズイよな』 【69】はこれでもかというほどの厚着をすると、ポケモンセンターから外に出た。 「さむ……」 夜なので気温も下がり、かなり寒い。 『さて、スズナに謝りにいくか』 だが、その足はすぐに止まった。 ポケモンセンターの壁にもたれかかって体を丸めているスズナが目に入ったからだ。 「や、ヤッホー……」 スズナはガタガタと体を震わせている。 「ま、まさか……朝から……」 スズナは白い息を吐きながら絶え絶えに答える。 「お、おそいぞ……」 85 : ◆xqjbtxNofI :2007/03/23(金) 21 22 26 ID ??? 【69】は慌てて自分の防寒着をスズナに被せる。 「ば、バカ野郎!」 「野郎じゃない、アタシは女の子よ!」 震えながらも的確にツッコむスズナ。 だが、その強がりもすっかり弱々しくなってしまっている。 そんなスズナを、【69】は思わず抱き締めてしまう。 「あー、【69】あったかいねー」 「まったく……俺が出てこなかったらどうするつもりだったんだ!」 スズナは手を伸ばすと、【69】の耳をつまんで引っ張る。 「イテテ、何するん……っ!!」 顔を下げた【69】の唇に、スズナが冷たくなった唇を重ねた。 「ん……」 何秒たっただろうか、名残惜しそうにスズナが唇を離した。 「部屋から出てくるって信じてたから……」 そんなスズナの言葉に、【69】は照れ臭そうに頭をかく。 「ごめん。明日はジムに行くよ」 それを聞いたスズナは、これ以上ないくらいの笑顔を見せた。 「じゃあ、ジムに来てくれたらまたキスしてあげる!」 「えーと、先払いでお願いします」 二人はくすりと笑うと、降り頻る雪の中……再びゆっくりと唇を合わせた。 心地よい感触と暖かさの中、【69】は寒さに慣れようと努力することに決めた。 『でないと、スズナと一緒にいられないから……』 投下スレ ドラえもん・のび太のポケモン小説【バーボン11】 補足 【1】ではなく【69】なのは、氏が投げかけたお題に、最も気に入った答えを出した人へ送ったものだからである。(詳細はスレを参照の事)
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/10049.html
ケイの選択肢 ナオミ なんだか最近、ケイが暗い気がする。いや、指示に影響はないんだがなんとなく普段の言動が暗いとゆうか… アリサ「奇遇ね、ナオミ。私も同じように感じていたわ」 ナオミ「ケイの様子が変になったのって大洗に負けてからじゃないか?」 アリサ「私もそう思う」 ケイ 最近、どうしても考えてしまう。私の戦い方は正しかったのか。私は大洗との戦いで最後、同じ車輌で戦った。その結果負けた。だから。ってあぁ!ヤバイ!ミーティングの時間だ!ヤバイ遅れる!どんだけ考えてたんだ私! ドタドタ ドタドタ ナオミ「ケイ」 ってナオミ?ナオミもミーティング遅れるわよ! ナオミ「大丈夫。ミーティングの方はアリサに任せてきたから。あと、話したいことがあるから場所変えない?」 相変わらず男前よね、ナオミって。とゆうか、アリサが良く承知したわね? ナオミ「そこはまぁ、うまく丸めこんだ」 …聞かなかった事にするわ。 ガチャ ナオミ「隊長室って相変わらず豪華だよな」 ケイ「私はこんなのいらないのにね」 ナオミ「たしかにケイのイメージには合わないよな」 ケイ「で、話ってなに?」 ナオミ「最近なんだか様子が変だぞ、ケイ」 うわぁ…気づかれてたか… ケイ「…」 ナオミ「よかったら話してくれないか?」 ケイ「はぁ…こうなったら隠しても無駄ね。いいわ、全部話す。そのかわりアリサ以外にはオフレコで頼むわよ?」 ナオミ「わかっている」 ケイ「じゃあまず…私達は1回戦で大洗に負けた。いくら無線傍受で全車輪で攻撃がアンフェアだって言ってもその考え方で負けたのもまた事実。だから…私がああゆう考え方を…あの時した選択が本当に合っていたのか…分からなくなって」 ナオミ「…そんなことか。あれは誰のせいでもない。まぁしいて言えば無線傍受なんかしたアリサのせいになるんだろうが。 ケイがあの時した選択肢は間違ってない。まほが言っていただろう? 『自分の戦車道をやればいいんだ』と。 ケイにとってそれが自分の戦車道ならそれを貫けば良いだけだ」 ケイ「!」 ナオミに言われてハッとした。そうよね、自分の戦車道をやればいい。それで負けたとしてもその時の選択肢が必ずしも間違っているわけではない。 ナオミ「私は先に戻ってるから落ち着いたらケイも来いよ、ミーティング」 そう言ってナオミは行った。 ナオミ 全くなにを悩んでいるのかと思えば…でもケイが吹っ切れたならそれでいいか。でもまずはアリサに結果報告だな。 ナオミ「アリサ、いる?」 アリサ「ナオミ!どうだった?」 ナオミ「吹っ切れたみたいだ。多分、もう大丈夫だろう」 アリサ「そう、良かった…でもアンタってホントにこうゆう役を担当するとすごい男前に見えるわね。改めてファンクラブができるのも納得だわ」 ナオミ「とてつもなく不本意だがな」 そう、私はとてつもなく不本意なのだ。そもそも女なのに男前って言われて喜ぶと思うか?断じて否! ナオミ「毎度毎度事あるごとに送られてくるラブレターやファンレターの処理には困っているんだぞ?」 アリサ「贅沢な悩みね」 ケイ 結局は今日、練習に参加しなかった。もう疲れちゃったから今日はズル休み。少しくらいいいでしょう? にしてもさっきのナオミってすごく男前よね。あれが私じゃなかったら絶対に惚れてたと思うわ。人たらしもいい所ね。それを自然にやってのけるんだから羨ましいったらありゃしない。ああゆう事をしてさまになっている女子高生ってナオミとまほぐらいなんじゃないかしら?いやマジで。 まぁ私でも油断すると少しドキッとすることはあるけど。現に今そうだったし。 全く、人をドキッとさせる行為をナオミには禁止しようかしら?